深海の環境は本当に厳しい?【実はマイルド】

深海の環境は本当に厳しい?【実はマイルド】
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人間にとって最も未知な世界、深海。

深海とは

水深200m以深の海のこと。人の目ではほとんど真っ暗闇。さらに水深約1000mを超えると太陽光は一切届かなくなる。海洋全体の約95%が深海であるとされている。

深海の環境は非常に厳しいとよく言われます。たしかに人間が住んでいる陸地と比較すると、温度や圧力は全く異なり、我々には過酷な環境に思えます。しかし、実際はどうなのでしょうか。

深海の環境は本当に厳しい?【実はマイルド】

まず、深海の環境について簡単にまとめてみます。

温度約1.5〜4℃。詳しくは「深海が深くなるにつれて水温が上昇する理由とは?」(https://deep-sea-creatures.com/suion1)
圧力水深200mで約20気圧、水深1000mで約100気圧の水圧がかかる。(私たちが普段受けている圧力は1気圧である。)
明るさ水深200mでほとんど真っ暗。水深1000mにもなると太陽の光は全く届かない。詳しくは「赤色の深海生物・深海魚が多いのはなぜ?深海と光の関係」(https://deep-sea-creatures.com/akai1)

我々人間が住む陸地と比べると、かなりの極限状況です。他にも、厳しい環境要因として餌が少ないことなどが挙げられます。こんな場所にもたくさんの生き物がいるなんて、とても不思議な気持ちになりますね。

しかし、深海の環境には陸地よりもマイルドで快適な特徴があります。それは、上記に挙げたような環境がほぼ一定で保たれることです。

特に顕著なのは温度でしょう。例えば日本の東京では、1年間の気温の高低差が約35〜45℃あります。しかし深海では1年間を通してほとんど変化がありません。これはなぜでしょうか。

原因はいくつか考えられますが、最も大きなものは「太陽光がほとんど、あるいは全く届かないから」でしょう。

そもそも陸地において、夏に熱く冬に寒くなるのは、太陽との距離が変化するからです。太陽が 近いと熱く、遠いと寒くなりますね。しかし、深海の場合はそもそも太陽光がほとんど届かないため、太陽からの温度エネルギーの影響が極めて小さくなります。太陽が近かろうが遠かろうが関係なくなるといった感じですね。

もちろん人間にとっては、深海は非常に厳しい環境です。しかし、深海に適応している生物にとっては快適とも言えるかもしれませんね。

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まとめ

今回は深海の環境について、一見厳しそうだけど実はマイルドなところもあるという話をしました。このように、よく考えると思っても見なかった特徴が見えてくるところは深海の特徴だと思います。今後もどんどん面白い記事を投稿していきます!今回参考にした本を以下に紹介しているので、気になる方はご覧ください。

参考文献

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